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近代化遺産

中部鋼鈑の所有する近代化遺産

本社前モニュメントの大ギヤ(外径4.2m、総重量60トン)
ラウト式 3 重厚板圧延設備の減速機大歯車

加熱炉の写真

本社前のモニュメント

【歴史】

 この圧延機は明治38年に官営八幡製鐵所(現:新日鐵住金)に設置された、わが国最初の厚板圧延機で昭和33年に休止するまで52年間稼動していました。圧延機設置当初の原動機は蒸気機関でしたが、大正11年に電動化され、昭和12年の改造時に減速機が設置されたと考えられています。昭和12年当時の技術では、この大ギヤを一体のものとして製作することができず、半円の2体を継いで製作されました。

 圧延機は昭和35年に当社に譲渡され、当地に移設した翌年より稼動、昭和61年に4重圧延機に更新されるまで25年間稼動していました。3重圧延機の撤去にともない、この大ギヤは近代化遺産として中部鋼鈑で保管されることになりました。ちなみに、本社前のモニュメントである大ギヤは昭和48年に大谷重工業(現:合同製鐵)で製造された2代目であり、初代の大ギヤは当社構内に保管されています。

参考文献:1993年シンポジウム日本の技術史を見る目 講演報告資料集より
八幡製鉄所にみる厚板工場の変遷 齋藤恒夫
八幡製鐵より移設された厚板圧延機の大歯車 山本貴志夫

構内に保管されている大ギヤ

構内に保管されている大ギヤ

昭和36年に設置された3重厚板圧延機

昭和36年に設置された3重厚板圧延機

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